2006年10月14日
意外な所で再会
ナイロビでのこと。
朝、車で会議場へ向かっているとアジア人女性バックパッカー2名が歩いてる。
ナイロビと言えばヨハネスブルクに並ぶアフリカ南部での超A級危険地域。
この街を外人が、それも荷物抱えた女性が歩くなんて、1ヶ月禁欲したAV男優の群れの前に全裸・無防備な女性が立つより危険。
で、このアホ2名は日本、中国、韓国のどこの国のアホだろうと凝視すると・・・・2名のうち、1名は私の知り合いでした(苦笑
この女性Mさんは、一昨年までうちのオフィスに派遣で来ていた人。当時、グラフィックデザイナーの卵だった彼女には、私が海外でプレゼンテーションする資料をパワーポイントで作成してもらってました。
ただ・・・・Mさんは非常に癖のある人。直情的で短慮。スケジュールは自分の都合優先するため、派遣社員として業務サポートしてもらうには非常に使いづらい人。
グラフィックデザイナーとしての腕は良いけど、雇う側からすると使いづらいだけなので、半年で派遣元に他の人へチェンジしてもらった次第。
当時からアジア僻地への旅行好きだったMさんは、アジアを巡るバックパッカー。
仕事でアジアやアフリカの辺境地へ行く機会が多かった私とは、うちのオフィスを離れたあともたまにメールでアジア僻地情報をやり取りする程度のコミュニケーションはありました。
で、半年くらい連絡がなかったのですが、よりによってナイロビで再会です。
運転手に車を止めさせ、路上を歩くMさんを呼ぶよせ、急いで車に乗車させます。
当人達はかなり呑気で、意外な所での再会にMさんは大はしゃぎ。同行の女性はMさんの妹で、こちらも姉の知人と意外な所で会ったと大はしゃぎ。
聞くと妹さんもバックパッカーで、姉妹揃って今回がアフリカ地域デビューなんだとか。
キリマンジャロを見るためにケニアへやってきて、空港で紹介されたホテルへ行くため空港でヒッチハイクした車で来たのだそうな。
もうね、ヒッチハイクで乗車させてくれた人に襲われなかったのが幸運だし、路上で襲われなかったのも幸運。
ホテルまでヒッチハイクした車で送ってもらえなかったのか?と聞くと、ホテルまで行ったけど値段が空港で紹介された値段より高かったのでやめたんだと語る。
で、今夜はどうするんだ?と訪ねると、寝袋とテントがあるのでいつものアジアバックパッカー旅行の通り、寝袋&テントで旅する!と馬鹿にもほどがあることを言い出す。
アジアは貴重品を盗まれる危険はあっても、明らかに危険地帯と分かる所に自分から顔つっこんだり、山岳地帯の麻薬育成地域とか、人身売買地域とかに足を踏み込まなければ命を失うまでの危険はほとんどない。
だけどヨハネスブルクや、ナイロビはやばい。
先日も、真っ昼間からホテル外の路上で大きな黒人同士が喧嘩をしてた。部屋の窓から見ていると。
ビールの大瓶で黒人同士が殴り合い、テレビのバラエティー番組のように瓶が砕け散り、血まみれになっても喧嘩はやめず。最後は刺しあいになって一人が死亡。もう一人は血まみれのまま逃走。
昼間だからと油断して路上を歩いてた白人男性が、殺されなかったけど、パンツまで脱がされて全て奪われて全裸放置になったのを目の当たりにしたこともある。
夜には銃声が毎晩聞こえる。
そんな街で、女二人がテント暮らしなんかしたら翌朝には、運が良くて全部奪われて、まわされて、路上放置。運が悪ければ奪われて、まわされて、殺される。
アフリカの危険度はアジアの危険度とは性質が異なる・・・・っと説明はしたものの、Mさんは猛反論。
ホテル代なんか絶対に払わない、そんなのは無駄金だ、バックパッカーの精神に反する、今まで路上を歩いていたけど何もなかった、(NYの)ハーレムを歩いたことあるけど黒人は危険じゃない、etc。。。
そもそもNYのハーレムの125stなんて、今では観光地化して白人資本が投資され、黒人といっても中流階級が増えている観光地(少しはずれると危ない地域もあるけど)。
そんな125stとアフリカじゃ天地も違う。というか、ハーレムに多くいる黒人はあれはアメリカ人だし、
アフリカ系移民もアメリカの法の下に存在するため、むちゃくちゃなことは普通は観光客にしない。
勝手に短慮なままぶち切れ、自分が思いつく限りの反論にもなってない言葉を並べまくる始末(--;
彼女の脳裏には金、金、金が渦巻いているようで、直情モードで大爆発。低予算の事情はわかるけど・・・・死んだら終わりなんだけど。。。
知り合いがみすみす死ぬ危険にあるのを見捨てるのは目覚めが悪いですが、危険を説明しても聞く耳持たずに切れる奴に、自腹で●万円奢ってホテルへ宿泊させてやる義理もなく。
姉妹揃って勝手にぶち切れてるので、もう相手するのをやめました。
比較的安全なショッピングモールそばで2人を降ろして、あたくしは仕事へ。
運転手の黒人も「彼女たちはクレイジーだ」とだけ言ってました。。。
その後・・・・と言ってもまだ一週間もたってないのですが、メールを送信したけど返信が来ない。
とりあえず邦人の死体発見ニュースはないらしいので、生きていると良いのですが。。。。
朝、車で会議場へ向かっているとアジア人女性バックパッカー2名が歩いてる。
ナイロビと言えばヨハネスブルクに並ぶアフリカ南部での超A級危険地域。
この街を外人が、それも荷物抱えた女性が歩くなんて、1ヶ月禁欲したAV男優の群れの前に全裸・無防備な女性が立つより危険。
で、このアホ2名は日本、中国、韓国のどこの国のアホだろうと凝視すると・・・・2名のうち、1名は私の知り合いでした(苦笑
この女性Mさんは、一昨年までうちのオフィスに派遣で来ていた人。当時、グラフィックデザイナーの卵だった彼女には、私が海外でプレゼンテーションする資料をパワーポイントで作成してもらってました。
ただ・・・・Mさんは非常に癖のある人。直情的で短慮。スケジュールは自分の都合優先するため、派遣社員として業務サポートしてもらうには非常に使いづらい人。
グラフィックデザイナーとしての腕は良いけど、雇う側からすると使いづらいだけなので、半年で派遣元に他の人へチェンジしてもらった次第。
当時からアジア僻地への旅行好きだったMさんは、アジアを巡るバックパッカー。
仕事でアジアやアフリカの辺境地へ行く機会が多かった私とは、うちのオフィスを離れたあともたまにメールでアジア僻地情報をやり取りする程度のコミュニケーションはありました。
で、半年くらい連絡がなかったのですが、よりによってナイロビで再会です。
運転手に車を止めさせ、路上を歩くMさんを呼ぶよせ、急いで車に乗車させます。
当人達はかなり呑気で、意外な所での再会にMさんは大はしゃぎ。同行の女性はMさんの妹で、こちらも姉の知人と意外な所で会ったと大はしゃぎ。
聞くと妹さんもバックパッカーで、姉妹揃って今回がアフリカ地域デビューなんだとか。
キリマンジャロを見るためにケニアへやってきて、空港で紹介されたホテルへ行くため空港でヒッチハイクした車で来たのだそうな。
もうね、ヒッチハイクで乗車させてくれた人に襲われなかったのが幸運だし、路上で襲われなかったのも幸運。
ホテルまでヒッチハイクした車で送ってもらえなかったのか?と聞くと、ホテルまで行ったけど値段が空港で紹介された値段より高かったのでやめたんだと語る。
で、今夜はどうするんだ?と訪ねると、寝袋とテントがあるのでいつものアジアバックパッカー旅行の通り、寝袋&テントで旅する!と馬鹿にもほどがあることを言い出す。
アジアは貴重品を盗まれる危険はあっても、明らかに危険地帯と分かる所に自分から顔つっこんだり、山岳地帯の麻薬育成地域とか、人身売買地域とかに足を踏み込まなければ命を失うまでの危険はほとんどない。
だけどヨハネスブルクや、ナイロビはやばい。
先日も、真っ昼間からホテル外の路上で大きな黒人同士が喧嘩をしてた。部屋の窓から見ていると。
ビールの大瓶で黒人同士が殴り合い、テレビのバラエティー番組のように瓶が砕け散り、血まみれになっても喧嘩はやめず。最後は刺しあいになって一人が死亡。もう一人は血まみれのまま逃走。
昼間だからと油断して路上を歩いてた白人男性が、殺されなかったけど、パンツまで脱がされて全て奪われて全裸放置になったのを目の当たりにしたこともある。
夜には銃声が毎晩聞こえる。
そんな街で、女二人がテント暮らしなんかしたら翌朝には、運が良くて全部奪われて、まわされて、路上放置。運が悪ければ奪われて、まわされて、殺される。
アフリカの危険度はアジアの危険度とは性質が異なる・・・・っと説明はしたものの、Mさんは猛反論。
ホテル代なんか絶対に払わない、そんなのは無駄金だ、バックパッカーの精神に反する、今まで路上を歩いていたけど何もなかった、(NYの)ハーレムを歩いたことあるけど黒人は危険じゃない、etc。。。
そもそもNYのハーレムの125stなんて、今では観光地化して白人資本が投資され、黒人といっても中流階級が増えている観光地(少しはずれると危ない地域もあるけど)。
そんな125stとアフリカじゃ天地も違う。というか、ハーレムに多くいる黒人はあれはアメリカ人だし、
アフリカ系移民もアメリカの法の下に存在するため、むちゃくちゃなことは普通は観光客にしない。
勝手に短慮なままぶち切れ、自分が思いつく限りの反論にもなってない言葉を並べまくる始末(--;
彼女の脳裏には金、金、金が渦巻いているようで、直情モードで大爆発。低予算の事情はわかるけど・・・・死んだら終わりなんだけど。。。
知り合いがみすみす死ぬ危険にあるのを見捨てるのは目覚めが悪いですが、危険を説明しても聞く耳持たずに切れる奴に、自腹で●万円奢ってホテルへ宿泊させてやる義理もなく。
姉妹揃って勝手にぶち切れてるので、もう相手するのをやめました。
比較的安全なショッピングモールそばで2人を降ろして、あたくしは仕事へ。
運転手の黒人も「彼女たちはクレイジーだ」とだけ言ってました。。。
その後・・・・と言ってもまだ一週間もたってないのですが、メールを送信したけど返信が来ない。
とりあえず邦人の死体発見ニュースはないらしいので、生きていると良いのですが。。。。
Posted by Voy at 23:25│Comments(0)
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